2014年01月28日
鹿ジビエ料理へのアプローチ26
まず、鹿肉を焼く事についてです。
鹿は個体差が大きいので、
普通に焼いてもやわらかくなったり、固くなったりする。
以前は、熟成という事をしなかったので、
火入れの工夫から入っていきました。
まず通常は、塊を焼く場合
肉を焼き固めてから、オーブン等にいれるやり方でした。
しかし、これだと歳をとった肉(熟成なし)だと
焼き固めた時に肉が固くなってしまう。
それを阻止するためには、
低温(55℃〜65℃)でじわじわと熱を加えて行き
最後に肉が収縮しすぎない程度に周りを焼くという方法
がベストでした。
そのじわじわと熱の加え方で肉汁が一番逃げない方法が
油を使ったコンフィのやり方です。このコンフィを応用したのが
肉に均一に熱を加える実験器具オイルバスでのやり方や
オイルと共ににくを真空にかけてスチームコンベクションで熱を加える方法があります。
この油煎、肉汁が外にあまりでない内部に肉汁を残せる方法ではありますが、油が肉についてしまって
拭いてもくちゃくちゃ感を感じてしまいます。
それに最後の肉周りの焼きではスジを取り除いて焼くため
焼きすぎると固くなり、焼きが甘いと香ばしくない。
と、ローストとしては、よろしくありませんでした。
また、この方法でどんなにデリケートに焼いても個体差で
どうしても固くなる肉があります。
しかし、熟成という考え方や部位の選択によって、
とても美味しいローストに行き着きます。
ちょっと長くなったので、また次回にお話します。
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鹿ローメン定食終了しました。
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