2014年05月29日

ホームページリニューアル!

ホームページをリニューアルしました!
ブログもホームページ内に移行します。

これからも、どうぞご覧くださいませ。

そして、鹿ジビエ料理を召し上がりにざんざ亭へお越し下さいませ。

ブログはこちらに移ります。
新しいブログ
よろしくお願いします!
  

Posted by ハセヤン at 17:37Comments(0)ざんざ亭お知らせ

2014年05月21日

これからのこと諸々

ホームページが移行したらかなりの頻度でブログ更新します(笑)!
したいと思います汗

やはり私自身の心が料理を表すわけで、

人がやらなかったことを試行錯誤しながら作り上げて来た。

これは自信があります。

鹿ジビエ料理を作り上げてきたのを知っていただければ、

想いを知っていただければ、と考えております。

例えば、私の代表作『信州浸し豆と鹿のパテ』

これを作り出すのにも、最初に作ろうと考えた想い試行錯誤が

詰まっております。これを作ったエピソードでもちょっとは知ってもらえたらなあ、味も変わるんだと思うのです。

私は想いを込めて鹿ジビエ料理を作っております。

皆様に重くならない程度に(笑)想いを伝えて行きますね。


そして、ホームページを更新してざんざ亭の取り巻く状況も

多いに変わる予感があります。

私の周りでこれから大きなうねりがおきます。

注目して見ていてくださいね(笑)!

私はもはや鹿とは離れられない関係にあります(笑)

これが与えられた使命なのかなあと。。

だとしたら、やり抜くしかありません!

これしか私には無いのですから。

鹿は伊那の宝です。

これを伝えて生き抜いて行きます。

鹿美味しいですよー!

鹿ジビエ料理を召し上がりにざんざ亭へお越し下さいませ。





  

Posted by ハセヤン at 22:14Comments(0)ざんざ亭お知らせ

2014年05月19日

お久しぶりです!

ブログ大変久しぶりです。

元気にやっておりました。

実はホームページを新しくしていまして、

ホームページが出来てから、

ブログを書きまくろうと(笑)考えていましたが、

ホームページ作りに時間がかかり

我慢出来ずに書いております!

4月からかなり積極的に活動しておりまして、

あちこちで鹿のイベントにでたり、イベント打ち合わせ

鹿の加工品の商品化に動いておりました。

もちろんざんざ亭もしっかりとやっておりますよ!

自慢の鹿ジビエ料理も進化を、重ねております。

そんな中で一番の発明は鹿醤油の開発です!

鹿から作る醤油‼すごいです。美味しいです。

是非ざんざ亭で味わって見てください!

そして、今週にはニューホームページ出来ます。

出来たらブログもそちらに移動しますので、よろしくお願いします!

鹿ジビエ料理を召し上がりにざんざ亭へお越し下さいませ。
  

Posted by ハセヤン at 21:40Comments(0)ざんざ亭お知らせ

2014年03月18日

鹿ローメン定食終了しました。







東京渋谷ヒカリエでお出ししていた

長野定食「鹿ローメン」

1月17日(金)から3日6日(木)で終了しました。

この期間中

2月の大雪で食材を送れず定食が提供出来ない日が3日ありトータルで46日553食提供出来ました。

一日平均12食お客さんに食べていただいた事になります。

遅ればせながらありがとうございました。


信州伊那市の地域食ローメンと鹿ジビエ料理を

コラボさせた鹿ローメンをメインに、

信州浸し豆と鹿のパテ

鹿レバー味噌でいたただく、
信州のおやつ「こねつけ」と伊那の根野菜

鹿団子と伊那の地野菜のスープ
です。

鹿ローメンは

麺は地元伊那の強力粉「ハナマンテン」を使い

スープは鹿の骨と肉からとったスープと和風スープの
Wスープ

風味付けの胡麻油の代わりに大町市で作られる
焙煎強い菜種油を使い

極めつけは、信州大学が誇る唐辛子の専門家
松島憲一准教授と八幡屋礒五郎のコラボで生まれた
フルーティー七味唐辛子を振りかけて

と、大変こだわりぬいたものでした。

鹿ローメンを渋谷で出す事について色々と意見があるようでしたが

私としましては、ここでは地域食「鹿ローメン」を出す事が大事でした。

都会の人に鹿と地域食のから生まれた鹿地域食を紹介する!

その役目は出来始めました。

値段についてはちょっとお高かったかもしれません。

これはお店と相談しながら、

来年も長野定食お出しできるようにしたいと思います。

この長野定食を出すために様々な方にお世話になりました。

ローメンの麺を地元伊那市で作ったハナマンテンで作っていただいた服部製麺さま

鹿肉を提供してくださった腕のいい猟師さま
加工業者青葉さま

鹿ローメン用の七味唐辛子を作っていただいた
信州大学 松島准教授
八幡屋礒五郎さま

ノビルを冬の地面から掘り起こしてくれた農家代田さま

地元やさいを作っていただいた農家のみなさま

長野定食「鹿ローメン」やらしてくださった
D&DEPARTMENT株式会社の相馬社長
d食堂の橋本さま、鈴木さま、原さま、スタッフのみなさま

大変ありがとうございました。

また、どうぞよろしくお願いします!

私はこれからも鹿の美味しい追求をしていきます。

期待して下さいね!

よろしくお願いしますm(_ _)m







  

Posted by ハセヤン at 12:58Comments(0)イベント鹿ジビエ

2014年03月10日

伊那谷アグリイノベーション推進機構第6回シンポジウム


南信州の地域食材の活用で

キノコ、伝統野菜、鹿肉についての取り組みを

3月17日(月)長野県豊丘村にて開催します。


ざんざ亭ハセヤンも「鹿肉の調理方法の実例紹介」で講演いたします!

講演後の交流会でも地元料理に鹿肉のコラボ!
ざんざ亭も料理持っていきます!

講演と交流会どちらも豪華なのです!

わたくしハセヤンもすごい楽しみ。

すでにすごい人気だとか。

興味ある方はお早めにお申し込みをしてくださいませ!

⬇ ⬇ ⬇をクリック!
伊那谷アグリイノベーション第6回シンポジウム
  

2014年03月06日

渋谷ヒカリエ「わかりやすい狩猟」



3月4日(火)

渋谷ヒカリエd school 「わかりやすい狩猟」

が開催されました。

私ハセヤン、馴染みの猟師小出さん、狩猟ツアーのパートナータビゼン須藤さん
で講師として参加しました。

約60名の参加者があり盛況に楽しく真剣に狩猟のついて勉強しました。


参加された方は様々で

ジビエ料理好き、ざんざ亭のお客様、猟師、猟師になりたい人、編集者、料理人とそれぞれにいろんな目的をもって参加されているようでした(遠くは兵庫県から!)

実際の狩猟を味わってもらおうと罠にかかってもらったり(笑)

足を解体して肉になるところを見てもらい希望者には体験してもらいながら進めていきました。

猟師小出さんの猟に対する向き合い方に感銘を受けた方が多かったのでは。

小出さんの話がうますぎて私はいらないくらい(笑)

鹿料理のアプローチを話したのですが、

マニアックでついてこれましたかねえ(汗)

今回は信州ワインと共に鹿ジビエ料理を楽しむも趣旨であるので、

信州ワインを色々と。

小布施ワイナリー ブラン(白)
         ルージュ(赤)
はすみふぁーむ  ナイアガラドライ(白)
あずみあっぷる  ピノノワール(赤)
アルプスワイン  ミュゼドバン 善光寺竜眼(白)
         ミュゼドバン 塩尻メルロー(赤)

私の作った鹿ジビエ料理
鹿捕れたて内ももロースト
鹿熟成内ももロースト
鹿熟成外ももロースト
のブラインド食べ比べ用の鹿のロースト(捕れたて内ももは鹿が若く肉が柔らかかったので難しかったと思います。)

鹿骨(ロッコツ)シチュー
鹿シャリュキュトリー盛り合わせ(信州浸し豆のパテ、牛蒡と干し柿のパテ、鹿ハム、鹿レバー味噌とパンと山菜)

でした。

会は予定の時間を大幅に超える熱気で、

会が終わってからもいろんなジャンルの方との意見交換が続きました。

これが、自分にとっては新たな鹿ジビエ料理や振興のヒントになる!

この縁でまた何かが生まれていきます。

楽しみです!
  

Posted by ハセヤン at 10:14Comments(0)イベント鹿ジビエ

2014年02月28日

里山大回廊をゆく

テレビ信州
3月1日(土)午前9時30分~10時30分放送の
里山大回廊をゆく 守るか捕るか、それとも...



に、わたくしハセヤン出演いたします。

この番組制作の方は私の想いを理解してくれて、

「長谷部さんの想いを番組にしました。」

と言っていただきました。

私が何故、
鹿ジビエ料理人なのかがわかると思います

ご覧下さいませm(_ _)m



  

Posted by ハセヤン at 00:26Comments(0)ざんざ亭お知らせ鹿ジビエ

2014年02月27日

長野定食は3月6日までとなりました!と狩猟勉強会

東京渋谷ヒカリエ8階d47食堂でお出ししていた
長野定食「鹿ローメン」ですが、
3月6日(木)までお出しする事になりました!
よろしくお願いしますm(_ _)m


さらに!
3月4日(火)に
狩猟とはなんぞや?
何で鹿獲るんだ?
残酷な事なの?
その鹿はどんな味?
鹿の使い道は?

など、狩猟にまつわる勉強会します!

わたくしハセヤン参上します。

渋谷ヒカリエ8階にて

⬇ ⬇ ⬇をクリック!
わかりやすい狩猟

ちなみに、
勉強会の後にお出しする信州ワインは
小布施ワイナリールージュ(赤)ブラン(白)
アルプスワイン信州メルロー(赤)竜眼(白)
あずみアップルピノノワール(赤)
はすみふぁーむナイアガラドライ(白)だそうです。
なかなか良い‼



ちなみに、勉強会あとにお出しする鹿料理は
鹿骨(ロッコツ)シチュー
パテやらハムやら練り物やらレバーペーストやらの鹿シャルキュトリー盛り合わせです。
(伊那の旬の野菜も!)
だいたい一皿500~700円ぐらいで考えています。
ワインに合う‼

楽しく美味しく真面目に
狩猟勉強しましょう。
お待ちしてます!



  

Posted by ハセヤン at 08:01Comments(0)ざんざ亭お知らせ鹿ジビエ

2014年02月25日

鹿ローメン定食再開です!と鹿ジビエ料理へのアプローチ29

食材が無事配送できましたので、
渋谷ヒカリエ8階「長野定食」鹿ローメン再開です。
よろしくお願いしますm(_ _)m



さてさて、続けて鹿ジビエ料理へのアプローチです!

私なりに赤身肉としての鹿が最大に美味しくなるローストを

追求してきました。

そのために、熟成は必要になってきます。

しかし、熟成出来たものをそのタイミングでロースト出来るとは限りません。

そこで、熟成したものを冷凍保存するわけです。


そしてローストする時にその冷凍熟成肉を使うわけですが、

解凍してしまうと、ドリップとして肉汁が出てしまいます。

赤身肉のローストは噛んだ時に肉汁溢れなければ

美味しさが半減してしまいます。

そこで、冷凍した肉のままフライパンで焼き固めて肉内部に

肉汁を閉じ込めてしまいます。

そして、肉汁を出すためには

ある程度の大きい固まりで焼くことも必要です。

フライパンで直接、焼き固めるという事は

肉に直接100度以上の熱を加えるということで

通常なら肉がとても収縮してしまい野生の鹿肉などはカチカチに固くなりがちです

これは、歳をとるほど固くなります。

しかし、熟成が肉を緩めて高温で焼いても固くならず

フライパンで焼き固めるということが

可能になったのです。

そしてローストが美味しく噛み切れ肉汁がジュワッとなる温度帯のことやらを

前回書きました。

あとは仕上げの香ばしさです。

この香ばしさはとても大事なものです

香ばしく、サクッと噛めて肉汁がジュワッと旨味ある鹿!

美味しそうですね!

香ばしさを出す反応をメイラード反応と言うのですが、

これは、糖とアミノ酸が加熱した時にでます。

この香ばしさ、肉を焼いていても出ますが

焼き過ぎは肉の離水にもつながるので

ここは糖を加えた醤油を肉ひょうめんに塗って

メイラード反応を早く起こしちゃいます。

鰻の蒲焼きが香ばしくて美味しいのはこういうことなんですね!


私の場合、さらに燻し風のこうばしさを出したいので

この塗った後に炭火で焼いちゃいます。


今現在の鹿ローストはコレですね!

でもさらに進化させて行きたいなと!


次回もお付き合い下さいませ。




  

2014年02月23日

長野定食について

皆様すいません!

渋谷ヒカリエ、

d47食堂でお出ししていたざんざ亭プロデュース長野定食「鹿ローメン」ですが、

この前の大雪の影響で宅配がストップしてしまって食材がこちらから送るこのができなくなっています。

そのため長野定食はしばらくの間お出し出来なくなっています。

わざわざきていただいた方大変申し訳ありません。

明日送ることができるかもしれませんのでそれまではよろしくお願いしますm(_ _)m
  

Posted by ハセヤン at 23:40Comments(0)ざんざ亭お知らせ

2014年02月21日

鹿ジビエ料理へのアプローチ28

熟成ロース肉のローストの限界を感じました。

ならば、ももでやるかとなったわけです。

ももの中でも筋繊維がまっすぐでスジが少なくて

大きい塊の内ももでやると。

しかも熟成過多でやってみました。

試したかったのはギリギリ熟成させるとスジはどう変性するのか?

普通に焼いても大丈夫なのか?

肉はどう旨味に変わっているのか?

ということでした。

この肉を普通にフライパンで焼いてオーブンにいれて焼いてみました。

芯温は73℃なのでかなり高めです。

この温度では結合組織タンパクすなわちコラーゲンがめちゃくちゃ収縮してしまう

ので肉はめちゃくちゃ固くなり肉汁も逃げてパサパサになってしまいます。

しかし、この肉は固くならなかった、しかもパサパサ感がない!

熟成というものは肉が緩み、火入れした時肉の収縮も緩くなる事を学びました。

これは個体差があっても、上手く焼けるのでは?

という感触があり、

さらに年取った個体や部位の違いで試して行きました。

そうしてみると、内もも、シンタマは熟成でどんな個体でも

美味しく、ジューシーに焼けることがわかりました。


そして、焼きの芯温なのですが、

いままでは芯温60℃を狙っていましたが、

これだと、まだ生肉感があり肉がサクッと噛みきれないし、

肉汁もまだ出そうです。

それにざんざ亭では箸で食べていただきたいので、サクッと噛めるようにしたい!

そこで65℃で肉が収縮による離水ギリギリを狙った温度で焼くことにしました。

これだとサクッと噛めて、

旨味ある肉汁が溢れる理想的なローストが出来たのです。

ここで初めて、鹿焼いて美味いわー!

となりました。

細かいテクや課題はまた、次の機会に書きますねー。


それでは次回もお付き合いくださいませ!








  

2014年02月06日

鹿ジビエ料理へのアプローチ27

熟成をしない肉を焼く場合。

低温で均一に火入れをして行き、

最後に表面を収縮させすぎないように

デリケートに焼いて

ローストを作っても

個体差の壁は超える事が出来ません。

この傾向はロース肉よりもも肉のもうが

強いです。しかも、内もも<シンタマ<外もも

で個体差の差はでかくなります。

足なので年取れば筋張ってきて筋肉になるのですから

年取れば肉は固くなりますね。


それに対して、ロースは背中の肉。

足に比べてそんなに大きく動かさない部位であるので

年取っても、変化はそれほど大きくないのでしょう。

しかし、そうはいっても年取れば肉は固くなります。

そんな個体差をなくす、


肉を柔らかくする方法はいろいろあります。

肉の繊維をタタキ切る。
酸、アルカリ、アルコールでの変性。
たんぱく質分解酵素の添加。
肉内たんぱく質分解酵素の利用
微生物の利用。

そんなところでしょうか。

私が肉のローストに求めているものは

肉の味わいや歯ごたえがあるが、

旨味があり肉汁溢れるかみごたえであるので、

肉の繊維は壊したくないし、

別の変な風味とか他のたんぱく質分解酵素を加えることで、

本来の食感と違うものにしたくないのです。

肉をローストする事は王道であるので、

肉本来持っているもので勝負したいって事なんです。

そのため、肉そのものを熟成して行こうとなりました。

やはり、ロースをやりました。

結果、肉は見事に柔らかくなりましたが、

旨味に欠ける。
さらに、肉汁が出ない!
しかも、香ばしく焼けない。


これでは、肉を焼いて美味しいという域には達しません。

鹿のロースは楕円形の細長い肉です。

大きな肉の塊ではありません。

そして、もともと、水分含有量が少ないところに熟成によってさらに、

水分が抜けてしまう。

さらに、鹿肉は香ばしく焼くのが難しい肉なのです。

なので、焼いてもしっとりはするけど、

赤み肉の特性の肉汁も感じないし、

香ばしくもなく、旨味も今ひとつ。。

この時点で【鹿のロースト】焼く事は諦め掛けていました。


しかしある実験により、

焼く事に可能性が出て来ました!

それは、次回にて!

また、お付き合い下さいませ。




  

2014年01月28日

鹿ジビエ料理へのアプローチ26







まず、鹿肉を焼く事についてです。

鹿は個体差が大きいので、

普通に焼いてもやわらかくなったり、固くなったりする。

以前は、熟成という事をしなかったので、

火入れの工夫から入っていきました。


まず通常は、塊を焼く場合

肉を焼き固めてから、オーブン等にいれるやり方でした。

しかし、これだと歳をとった肉(熟成なし)だと

焼き固めた時に肉が固くなってしまう。

それを阻止するためには、

低温(55℃〜65℃)でじわじわと熱を加えて行き

最後に肉が収縮しすぎない程度に周りを焼くという方法

がベストでした。

そのじわじわと熱の加え方で肉汁が一番逃げない方法が

油を使ったコンフィのやり方です。このコンフィを応用したのが

肉に均一に熱を加える実験器具オイルバスでのやり方や

オイルと共ににくを真空にかけてスチームコンベクションで熱を加える方法があります。

この油煎、肉汁が外にあまりでない内部に肉汁を残せる方法ではありますが、油が肉についてしまって

拭いてもくちゃくちゃ感を感じてしまいます。

それに最後の肉周りの焼きではスジを取り除いて焼くため

焼きすぎると固くなり、焼きが甘いと香ばしくない。

と、ローストとしては、よろしくありませんでした。

また、この方法でどんなにデリケートに焼いても個体差で

どうしても固くなる肉があります。

しかし、熟成という考え方や部位の選択によって、

とても美味しいローストに行き着きます。

ちょっと長くなったので、また次回にお話します。

次回もお付き合い下さいませ!








  

2014年01月25日

鹿ジビエ料理へのアプローチ25

肉を焼く

これは大事な事で、

ある意味王道なのです。

しかしながら、鹿肉を焼くという事は

とても難しい事なのです。

今回は焼くという王道へのアプローチです。


若い鹿のバラ肉は焼肉にして、美味しく食べることができますが、

塊で焼きたい!

しかも、どんな個体でも!

鹿は野生の動物なので、獲れる場合、個体差があります。

家畜は飼育環境、期間を同じにする事で、

同じ質の肉を扱えます。

しかし、雌鹿2才と雄鹿5才では肉の硬さ、風味が

変わってくる。

さらに、鹿は赤身肉です。

脂がないので、大事になるのは肉内の肉汁です。

食べた時、肉汁が溢れるようにしたい。
それから、サクッと噛みきれる柔らかさ、旨みを味わえる肉質、
そして外は香ばしく焼き上げる。
個体差をなくすような焼きの技術

そんな鹿の焼きを目指して
肉の周りにある筋膜(スジ)は火を入れると硬くなるので
取り除く。
肉が硬くなる場合があるので肉の火入れは低温でいれていく。
(バターによるアロゼ、油煎。最後は周りを焼く。)
肉の部位はロースやもも肉の柔らかいところ。
もも肉は個体差がでやすいので、ロースを熟成させて。。。
スジを格子状に細かく切って焼けば香ばしく焼けるのでは。





などなど、本当に様々な事をやりました。

そして、いろんな店に食べ行ったりして、勉強しつつ。

そして、わかった事

鹿肉を香ばしく焼く難しさ。
スジをとってしまうと、周りを香ばしくしにくい。
油煎にするとどうしても油でクチュクチュになる。
ロースは水分含有量が少ないため、気をつけて焼いても
しっとりはするが肉汁は出ない。
ロースは旨みが少ない。
熟成によってスジも柔らかくなる。
熟成時に使うアルコールの種類のチョイスについて。
もも肉の個体差の違いの大きさ。


この事から鹿は焼いても旨くないのではないか?
とすら、思っていました。

しかし、あるアプローチにより、

赤身肉を焼く事で出る肉汁のすごさ、赤身の旨みを

味わえるやり方がわかりました!

それは次回に。

また、お付き合い下さいませ。




















  

2014年01月17日

長野定食 鹿ローメン定食

ご縁があり、

東京渋谷ヒカリエd47食堂にて

鹿ジビエ料理と信州の地域食をテーマにした

長野定食をプロデュースすることになりました。



今日1月17日からスタートで

2月いっぱいまで毎日限定30食にてお出しします。

お料理は

信州伊那市の地域食ローメンと鹿ジビエ料理を

コラボさせた鹿ローメンをメインに、

信州浸し豆と鹿のパテ

鹿レバー味噌でいたただく、
信州のおやつ「こねつけ」と伊那の根野菜

鹿団子と伊那の地野菜のスープ
です。

鹿ローメンは

麺は地元伊那の強力粉「ハナマンテン」を使い

スープは鹿の骨と肉からとったスープと和風スープの
Wスープ

風味付けの胡麻油の代わりに大町市で作られる
焙煎強い菜種油を使い

極めつけは、信州大学が誇る唐辛子の専門家
松島憲一准教授と八幡屋礒五郎のコラボで生まれた
フルーティー七味唐辛子を振りかけて

と、大変こだわりぬいたものです。

どうぞ、東京渋谷ヒカリエ8階d47食堂にて

長野定食 鹿ローメン定食

を召し上がってくださいませ。


渋谷ヒカリエ8階d47食堂  

Posted by ハセヤン at 20:52Comments(0)イベント料理鹿ジビエ

2014年01月04日

明けましておめでとうございます






去年は鹿と向き合った1年でした。

ただ山に捨てられてしまうような存在の鹿に可能性を見出し

発見の連続の日だったような気がします。

鹿は不味いとおもわれていたものが実は凄い可能性があると知ってしまった。

物事は表面ではわからないことがあります。
本質を見つめることの大切さ。

鹿に教わりました。
これからも教わるでしょう。


この可能性を皆様に教えることが自分の使命です。


今年は世に出る年になるでしょう。

いろんな方々の繋がりに感謝しながら精一杯、

鹿の可能性を皆様に知ってもらいます!

よろしくお願いしますm(_ _)m  

Posted by ハセヤン at 09:04Comments(0)ハセヤンの思い鹿ジビエ

2013年12月28日

伊那谷アグリイノベーション推進機構 第五回シンポジウム

12月18日(水)
信州大学農学部にて

伊那谷アグリイノベーション推進機構 第五回シンポジウムが

行われ、わたくしハセヤン人生初の講演してきました。

伊那谷アグリイノベーション推進機構とは

大学、企業、行政、個の力を結集し

新たなるイノベーション=革新を生み出すというもの。


私は鹿ジビエ料理人として

「鹿一頭の有効利用の可能性」について

自分の鹿に対する考え方、調理法、展望を

自分なりに精一杯しゃべりました。

自分の熱が伝わったのか、反響がすごかった!

鹿をこの地域で利用しようよ!価値を作ろうよ!

と機運が高まってきました。すごいです!

自分も必要とされるなら精一杯頑張ります。

そして、伊那を日本一の鹿の町にしましょうよ!

絶対に出来ます。

まずは、解体処理場を伊那に。

  

Posted by ハセヤン at 17:37Comments(0)イベント鹿ジビエ

2013年12月03日

講演します

12月18日(水)
信州大学農学部
伊那谷アグリイノベーション推進機構
第5回シンポジウム

にて鹿ジビエ料理への取り組みを

講演することになりました。

タイトル
「鹿一頭の有効利用の可能性」
です。


今まで鹿と向き合って発見した数々のこと、

可能性を語り、また鹿を普及させる為の課題を

お話出来たらと思います。

また、講演と後の交流会に鹿ジビエ料理お出しします。

お時間があって興味があるのでしたら

御参加して下さいませ。

伊那谷アグリイノベーション推進機構第5回シンポジウム

⏫ ⏫ ⏫

をクリックお願いします!

  

Posted by ハセヤン at 00:23Comments(0)鹿ジビエ

2013年11月25日

猪はいりました

狩猟シーズンに入り

続々と鹿、猪、くまと入荷しております!

そんな中

猪の2才雌の上物が来ました!




これは特製猪鍋、スペアリブなど

特別メニューで提供させていただきます。


猪の骨と肉の出汁と鰹節、昆布の和風出汁を合わせたスープに
イノシシのレバーのペーストを少量加えコクを出した
スペシャルスープのイノシシ鍋、野菜も工夫していて、
まさにざんざ亭でしか味わえないスペシャリテ。
猪鍋 お一人様・・・3000円


脂ののったスペアリブをトロトロに煮込み
最後に甘辛く味付けしてからさらに焼きをいれて提供する
こちらもざんざ亭でしか味わえないスペシャリテ!

猪スペアリブ一本・・・・3000円

とってもオススメです。

猪の野性味があるのにスッキリとしたコクを是非
味わって下さいませ。

通常メニューにはありませんので、

予約時に特別メニューとしてお申し込み下さい。

お待ちしておりますm(_ _)m





  

Posted by ハセヤン at 10:02Comments(0)ジビエ料理

2013年11月20日

伊那谷 山肉&地酒パーティー

11月10日(日)紅葉の高遠町さくらホテルにて、

週刊いなの創刊1300号を記念して、

「伊那谷 山肉&地酒パーティー」が開かれました。

飯田市南信濃の「肉のスズキヤ」さんの

鹿、猪、うさぎ、うずらなど山の肉と

伊那谷の日本酒、ワイン、ビールでお祝いするというもの。

その山肉パーティー「スズキヤ」さんからお誘いいただき、

ざんざ亭の紹介をパネルにて展示しました。

参加された方見てくれましたかねー?

本当は最初から参加して、お話をするということでしたが、

なんせその前の予定がびっちりでして(ありがたいことです)

参加は出来ませんでした(涙)

でも、130人の定員をはるかに超える応募があり、

皆さんの山に、山肉に、鹿肉に対して関心はたかいんだなあと、

思った次第です。



さて、そこに参加した
動物報道写真家、宮崎学さん
南信濃の肉のスズキヤの鈴木理、志保さん夫妻
伊那市の酒屋いたや、中村修治さん
をはじめ、週間いな編集部、信濃毎日新聞の関係者
や山に関わる様々な方15名様ほどで、

ざんざ亭にて打ち上げをしました♪


ここに集まった方の仕事も様々思いは様々プライドも様々

でも、一つみんな山が好きという事。



この個性的ですてきな皆さんとまた、新たな事をやっていけたら面白いですね!

というか、この山肉パーティーはこれで終わりでなく、始まりにすぎません。

必ず次につなげて大きなうねりに!



私の夢は伊那を日本一の鹿の町にです。

そのために、いろいろ仕掛けますよー。

仲間とともに(^ ^)

伊那谷山肉&地酒パーティーの様子はこちらをクリック
⬇ ⬇ ⬇
伊那谷山肉&地酒パーティー



  

Posted by ハセヤン at 10:02Comments(0)イベント
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